保養キャンプはなぜ必要なの?

保養キャンプはなぜ必要なの?
京都で行われた「保養キャンプはなぜ必要なの?」というイベントに参加してきました。
場所は『12人の絵本作家が描くおうえんカレンダー原画展』の堺町ギャラリー。
このカレンダーの売上は、東日本大震災の原発事故の被災者を支援する団体に寄付されます。
今年で3年目、8,000本を完売したそうです。

今日のイベントではまず、保養団体を支援する子ども被災者支援基金の理事から、この7年間の保養を取り巻く環境の変化について報告がありました。
事故当初、状況もよくわからないまま「とにかく子どもたちを高線量の被ばくから守りたい」と、疎開のように始まりました。
その後、日常生活で長期低線量被ばくと共存する中、チェルノブイリ原発事故に学び、保養が行われるようになりました。
ただ、放射能を気にする人、気にしない人、気にしてるが口に出さない人など、誰がどんな考えているのかわからず、近所付き合いや人間関係を崩さないために「保養に行く」と言いづらい状況が生まれました。
そして7年がたとうとする今、強制避難区域はほとんど解除され、安心安全と帰還政策が進められています。
保養という言葉は福島県なども使わなくなり、原発事故自体をなかったことにしたい行政の姿があります。

続いて、滋賀県・京都府で保養を行っている団体からの状況報告。
予定にはありませんでしたが、笑顔つながるささやまステイのことも少しお話しさせていただきました。
受け入れる対象や期間は、保養団体によって様々。
子どもだけ、親子、どちらも可。
1週間未満の保養もあれば、夏休み期間ずっと受け入れる団体もある。
スタイルも、施設で合宿、一戸建てで共同生活、マンションのように家族ごとに別部屋、ホームステイ等々。
いずれの保養も多くの人から支援を受け、多くの人が関わって成り立っている。
『まだまだ必要とされている保養を長く続けたい!』
その想いは共通。
より多くの方に知っていただき、応援してもらうには、保養の質を上げていくことも大切。
そうすることで認知度を上げ、「それは続けなきゃ!」と応援してくれる方を増やすことにつながる。

ささやまステイに参加されたみなさんからも「保養は私たちの希望。長く続けてください。」との声を聞く。
これからも、今まで以上に多くの方に知っていただき、応援してもらえるよう、活躍していきます。

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