Archive for 防災・減災

ママボランティアLINKの活動

ママボランティアLINKの活動
2014年に起きた福知山市の水害。
ママボランティアLINKさんの活動について話を伺いました。
水害の起きる前から子育てサークルでつながりのあった30人ほどのお母さん達と「何かできないか!」と始めたボランティア。
浸水で泥だらけになった家の片付けをしている被災者さんのお子さんを預かるボランティアを手始めに、ベビーカーやチャイルドシート、おんぶひもなどの子育て用品を集め、泥だらけになって使えなくなった方に提供したり。
そんな活動を通して気づいた大切なことを話して下さいました。
まずは、普段からいろんな人と関わっておくこと。
同世代の人とは話しやすく意思疎通もしやすい。
それに加えて行政だったり、マスコミだったり、協力してくれる味方を普段から増やしておくことが、いざという時に頼れる存在となる。
もう一つは、決して無理しないこと。
いつまでやるか期限を決め、家族の了解を得て、迷惑のかからない程度にやる。
そうするためにも仲間は必要ですね。

そして、LINKのさらに素晴らしいところは、自分たちの経験を元に「子育てファミリーのための防災ハンドブック」を作ったことだと思う。
「災害が起きるとどんなことに困るんだろう」
「次の災害に備えるために、何をやっておけばいいんだろう」
「子どもを連れて安全に避難する方法は?」など。
そこには、子育て中のママだからこその視点があります。
また、記録に残すことで、福知山で水害のあったことを伝えることもできます。
毎年どこかで自然災害が起きている昨今、被災された方々の暮らしがまだまだ道半ばであっても忘れられてしまうことが多くなってると感じます。
伝え、1人でも多くの人が覚えていれば、ふとした瞬間に「あそこどうなってるだろう?」と気になったり、通りすがりに「ちょっと寄ってみようかな」と思うんじゃないでしょうか。

防災ハンドブックは、LINKのホームページからダウンロードできます。
子育て世代のみなさんも、そうでないみなさんも、必読です。
https://mamabora.jimdo.com/

117KOBEぼうさいマスター

117KOBEぼうさいマスター
117KOBEぼうさいマスター認定証が届きました。
普通救命講習を修了している方なら、WEB検定を受け合格すれば認定してもらえます。
神戸新聞の紙面やSNSを活用し、主に若い世代が防災・減災に取り組むよう動機づけする企画です。
若くなくても認定してもらえますので、興味のある方はぜひ。
https://www.kobe-np.co.jp/info/bousai/syutoku.shtml

クロスロード

クロスロード クロスロード クロスロード
【「人間の価値は、その人が得たものではなく、与えたもので測られなければならない。」非常時の振る舞いにこそ、人間性が表れる。】
東日本大震災直後の河北新報号外に掲載された、アインシュタインの言葉を紹介するコラムの一部。

先週に引き続き、防災ゲーム『クロスロード』の講習会。
主催は丹波地区の社会福祉士会ですが、社会福祉士でなくても参加できるということで参加させていただきました。
施設、病院、行政と立場は違えど、参加者のみなさんは日常的に要援護者にかかわる仕事をされている方々がほとんど。
『みんなで減災し隊!』で防災・減災を学ぶにしても、『笑顔つながるささやまステイ』で子どもたちと関わるにしても、必要な知識や情報を持っているみなさんです。
そんなみなさんとのつながりを広げるために、講習会そして交流会にも参加しました。

ゲームの課題の1つに「大地震から24時間、自宅は半壊。障害者を抱えて避難所へ行くか、それとも自宅にとどまるか。」というものがありました。
「やっぱり命は最優先」と避難するを選択した参加者もいれば、「他の人に迷惑をかける」また「自分たちが嫌な思いをする」といった理由で、自宅にとどまることを選択した参加者もいました。

その課題にあとに講師が紹介してくれた実例。
東日本大震災で避難所支援に行った際、障害者を抱える家族が避難所にいたそうです。
聞いてみると、自分たちは家にとどまることを選んだものの、近所の方々が「あそこの家族、避難してきてないぞ!」と気づき、迎えに行ったそうです。
しかも、避難所である学校の保健室をその家族に「ここ使ってください」と勧めたそうです。
言うまでもなく、近所の方々の行動や判断は素晴らしい。
それに加えて、そういう結果が導かれたのは、障害者を抱える家族が普段から近所の方々と関係を築いていたからこそ。
そのことが本当に素晴らしい。

普段から関わりを持ち、お互いのことを理解することが、非常時にも役に立ったり、互いを思いやる行動につながるということなんでしょう。
「やってはいるものの、いざという時に車いすやストレッチャーを押し、利用者さんや患者さんを連れて本当に避難することができるのか。」
交流会の際、避難訓練についてそんな不安を口にされる方もいらっしゃいました。
「普段から一緒に考えて、一緒に訓練することが大切なんだな」と改めて感じました。
冒頭の河北新報号外のコラムは、講師が最後に紹介されたもの。
いつも財布に入れているとのこと。
これからまだまだできること、やることがたくさんありそうです。

市民センターまつり

市民センターまつり 市民センターまつり 市民センターまつり
篠山市民センターまつりに出展しました。
今回は、『笑顔つながるささやまステイ』と『みんなで減災し隊!』の2団体掛け持ち。
たまたまですが、隣同士のブースになったため、かけ持ちもやりやすい。
笑顔つながるささやまステイでは、昨年夏ステイの様子を写真で紹介し、支援Tシャツを販売しました。
みんなで減災し隊!では、今までの活動展示に加え、篠山市で起こりうる災害の紹介、そして救命体験コーナーも。
50人前を一気に作れるアルファ米の試食も行い、無料配布ということもあって、あっという間になくなりました。
少しは防災意識を高めることにつながれば良いんですが・・・。

市民センターまつり準備

市民センターまつり準備 市民センターまつり準備
明日1/22(日)は、篠山市民センターまつり。
「笑顔つながるささやまステイ」と「みんなで減災し隊!」掛け持ちで出展します。
「笑顔つながるささやまステイ」では、昨夏のステイの様子を紹介し、支援Tシャツの販売も行います。
大人用2,000円、子ども用1,500円。
原価を除いた収益は、今後の活動や次回のステイに使わせていただきます。
「みんなで減災し隊!」では、今までの活動紹介、篠山で起きうる災害のこと、防災グッズやローリングストックの紹介を行います。
今夜になって、災害用アルファ米「五目ご飯」が手に入ったので、試食してもらう方向で動いてます。
みなさんのお越しをお待ちしています!

篠山市民センターまつりに出展します

篠山市民センターまつりに出展します

今度の日曜日1/22、篠山市民センターまつりが開催されます。
私は2つのブースを掛け持ち。
1つは「笑顔つながるささやまステイ」
昨年夏のステイの様子や活動の展示と合わせて、支援Tシャツの販売を行います。
大人用2,000円、子ども用1,500円、収益は次回のステイや今後の活動に使わせていただきます。
もう1つは「みんなで減災し隊!」
活動の展示や篠山市で想定される災害や非常持ち出しや食料などの備蓄について紹介します。
また、心肺蘇生とAEDを使った救命体験も行います。
どちらも2階ロビー、しかも隣同士。
みなさん、ぜひお越し下さい。

クロスロード

クロスロード
篠山市社協主催の災害ボランティアリーダー講座。
今夜は、クロスロードという防災ゲームをやりました。
このゲームは、阪神大震災で災害対応にあたった神戸市職員へのインタビューから、多くの職員が多様な場面で「あちらを立てればこちらが立たず」という難しい意思決定に直面したことから作られたものだそうです。
災害が起きた時、ほしい情報・必要な情報は必ずしも揃わない。
揃わないことの方が多いに違いない。
そんな中、得られた情報の範囲で、自分の知識と経験で判断して次へのステップを踏み出すことが求められる。
クロスロードでは、数人のグループを組み、出された課題にそれぞれがYes/Noいずれかを選択し、その理由をシェアし、さらに話し合っていきます。
全員の意見をしっかりと聞いた上で、そういう考えもあるのかと知ることや、どういう状況になるかと深めていくことが目的で、何か正解を導き出すというわけではありません。
職業や経験の異なるいろんなメンバーでやると、新しい気づきがあって楽しいと思います。
ゲームにとどまらず、機会があれば実際に災害対応にあたった自治体職員の方や避難所運営をされた地元の方などの話しを伺いたくなりました。

阪神淡路大震災から22年

阪神淡路大震災から22年。
毎年書いていますが、知らない世代も増えているということなので、今年も書いてみます。
長くなりますが、知っていただくことも必要なのかなと思います。

私は阪神競馬場の近く、宝塚市仁川に住んでいました。
当時、大阪でサラリーマンをしていたんですが、出社前7:00にオープンする大阪梅田のスポーツジムに通っていたので、布団の中で目覚め、「そろそろ起きなきゃなぁ~」と思っていた時に5:46に。
激しい揺れに見舞われ、妻と2人、頭から布団を被っていると、背中に何かが当たりました。
「あっ、天井から照明が落ちてきた」と思いつつ、揺れが収まるのを待ちました。
揺れが収まり、起き上がってみると、背中に当たったのは天井照明ではなく、縦長の本棚が倒れてきてました。
本棚自体が軽いものだったのと、棚にあまり物が入ってなかったので、照明が落ちてきたように感じたんだと思います。
まわりを見回すと、部屋の中ではテレビが転がり、キッチンでは開き扉の食器棚から全ての食器が飛び出て割れ、床に散乱していました。
まさに「足の踏み場もない」状態です。
洗濯機につないでいた水道からは水が噴き出し、水浸しにもなりました。
しばらくすると外から「誰か助けて~」と女性の声。
私は2階建ての鉄筋の賃貸コーポに住んでいたんですが、同じ敷地内に同じ大家さんの持つ4階建ての鉄筋マンションと木造平屋の一軒家があり、声は平屋の方からしていました。
外へ出てみると、平屋は全壊、叫んでいた女性はそこに住むお母さんで、お子さん達が閉じ込められていました。
近所の方と一緒に屋根瓦をはがし、中学生の弟さんを助け出しました。
でも残念ながら高校生のお姉ちゃんは助け出すことができず、お亡くなりになりました。
あちこちで被害が出ているため、救急車が来ることはなく、雨戸板に寝かされ、毛布を掛けられていた姿は忘れられません。

自宅のライフラインは、電気とガスは止まっていましたが、水道はチョロチョロと出ました。
電気はその日のうちに復旧し、ご飯は炊けるし、ホットプレートなら調理もできる状態に。
明るくなってから、付近を少し歩きました。
アスファルトの路面はあちこちでひび割れ、ガスが漏れているようで、どこもガス臭く、木造アパートの多くは何らかの被害が出ていました。
まだ携帯電話のない時代、公衆電話の列に並び、神戸市垂水区の実家に電話しました。
どこにどれだけ被害が出ているのかを知る術はない状態だったので、「自宅もえらいことになってるのではないだろうか?」と心配してたんですが、母の第一声は「大事にしてたコップが一つ割れたのよぉ~」と想定外のもの、「ケガはないだろうか?」と心配して電話したのに、なんだか拍子抜けしました。
淡路島~神戸~宝塚と震度の大きかったコースから外れていたようで、 不幸中の幸いだったと言えます。

仁川から大阪へは、阪急今津線で西宮北口へ出て、阪急神戸線で梅田へ行くわけですが、今津線をまたいでいる新幹線の高架とR171の高架が落下し、今津線は不通。
自宅の片づけもあるため、3日間会社を休みました。
スーパーの長い列に並び、食材を調達しましたが、あまり食欲が湧かなかったことを覚えています。
4日目、大阪の親戚宅に居候させていただくことになり、妻と2人、西宮北口まで1時間かけて歩き、阪急電車に乗って梅田に向かいました。
車窓から外を見ていると、全壊の家屋、1階が押しつぶされたマンションなどが立ち並んでいましたが、武庫川を越えると様子は一変、そこには日常がありました。
パチンコ店が通常通り営業していたことにショックを受けました。
大阪に着くと、ほんとに何ごともなかったようにお店は開き、人々は行き来していました。
親戚宅での居候は2週間。
仁川から西宮北口までは相変わらず不通でしたが、隣の小林駅から反対方向の運転が再開され、少し遠回りですが宝塚経由なら通勤できるようになったため、帰宅しすることにしました。
それでもガスは復旧していなかったので、仕事が終わったら大阪で銭湯に立ち寄り、お風呂に入ってから帰宅する生活がしばらく続きました。

宝塚市でも多くの方が避難所暮らしとなりました。
ただ、神戸での被害があまりにも甚大だったため、報道も神戸中心。
私の住んでいた仁川の山沿い、百合野という地区では、地震によっておよそ100m四方の斜面が深さ15mも崩れ、13戸が押しつぶされ、34名の方がお亡くなりになっています。
そのことが報道されたのは、しばらくたってからだったように思います。
今は、その被害を風化させないよう、百合野地区に地すべり資料館が建てられています。
1.17、どうしても神戸に関心が集まり、報道も神戸が中心になっていますが、他の地域でも大きな被害が出て、たくさんの方が亡くなられています。
地すべり資料館、いつか訪ねてみようと思いつつ、未だ行けていません。
今年こそは訪ねてみたいと思います。

ボランティア元年と言われる阪神淡路大震災の起きた1995年。
自宅にボランティアに来ていただくこともなく、仕事が忙しかったこともあり、ボランティアに行くこともせず。
2014年8月の丹波市豪雨で災害ボランティアに行ってみると、全国各地から本当にたくさんのみなさんが来られていました。
それをきっかけに、私も支援活動に行くようになりました。
2015年9月には、北関東・東北豪雨災害があり、栃木県鹿沼市・宮城県大和町・茨城県常総市で活動しました。
「丹波に行きましたよ!」というボランティアにもたくさん会いました。
そして昨年2016年は熊本地震と鳥取中部地震が発生。
常総市でできたつながりを頼りに、5月と8月にそれぞれ5日間、南阿蘇村へ。
地震被災地での活動は初めてで、豪雨・土砂災害とはまた違った活動を経験。
倒壊したお宅の安全確保をしていただいた上で、室内で貴重品探しをしたり、屋根上でブルーシートを張ったり。
倉吉市でも、ブルーシートを張ってます。

なぜ支援活動に行くのだろう?
もちろん、困っている被災者さんの役に立てることをするために。
それは「地元の方が前を向くお手伝いなんだな」と感じています。
そして、一緒に活動するボランティアのみなさん、ボランティアセンターのみなさんとつながりを築くことがとても大切。
いつどこで起きるかわからない災害、明日は私の住む町で起きるかもしれない。
そんな時には、つながりのあるみなさんがきっと支援に来て下さる。
災害は起きないのが一番ですが、起きるたびに少しずつつながりが広がっています。

要支援者の減災に向けて

要支援者の減災に向けて 要支援者の減災に向けて 要支援者の減災に向けて
『みんなで減災し隊!』の篠山での活動拠点『ゆいまーる篠山』
今日はここに聴覚障害者の方が来ると聞き、時間をいただきました。
「災害は障害の有無に関係なく等しく起きる可能性があるため、障害のある人にも減災について知ってほしい。そして備えてほしい。」
「障害のある人はどんなことに困り、どんな工夫をして暮らしているか知ることで、全ての人が必要な支援を受けられるよう準備につなげたい。」
今日の目的は、こんな感じです。
障害者・高齢者・小さな子どもたちや妊婦など、災害が起きた時には何らかの支援を必要とされるケースが多いと思います。
その方々を抜きに考えたり準備したりしても、絶対に漏れや不足があることは容易に想像できます。
一緒に考えたり、活動したりすることで、お互いを知ることができれば、被災時にも互いを気遣うことができるのだと思います。
また、どんな支援が必要なのかを学ぶことができれば、それを他の人に伝えることもできます。
そうやって減災の輪を広げていければいいなと考えています。
今日はその第一歩でした。

たくさんの聴覚障害者の方が集まると思っていたのですが、実際に今日集まりに参加されたのは1人の聴覚障害者とそのママ友のみなさん。
小さなお子さんのいるママさんばかりでしたので、子どもたちを守ることには関心があり、減災し隊!の活動にも参加してもらえそうです。

せっかくの機会なので、手話の勉強会にも参加させてもらいました。
ありがとうございました。

救命体験

救命体験 救命体験 救命体験
ザ・ビッグ篠山店の店頭をお借りして行っている救命体験。
今回は店員の方もたくさん体験に来ていただけました。
そして何より、友人2人が応援に駆けつけてくれたことが嬉しい。
応急手当普及員の方だけでなく、普通救命講習を修了した方もぜひ応援に。
いや、自分の復習の場として使ってもらえればと思います。
次回は1/18(水)、みなさんのお越しをお待ちしています。