Archive for 防災・減災

京都府総合防災訓練

原子力災害対応訓練 原子力災害対応訓練 原子力災害対応訓練
原子力災害対応訓練 原子力災害対応訓練 原子力災害対応訓練
原子力災害対応訓練 原子力災害対応訓練 原子力災害対応訓練
原子力災害対応訓練
綾部市で開催された京都府総合防災訓練に行ってきました。
多くのみなさんが、消防や自衛隊による救助訓練を見たり、避難所への避難訓練をしていたり、各種展示ブースや展示車両を見ている中、私が最も気になったのは原子力災害対応訓練。
福井県にある原子力発電所で事故や災害による損傷があった場合、近隣住民は避難することになるのですが、ココでやっていたのは「避難中継所」と呼ばれる機能の訓練。
原発事故により被ばくしたかもしれない避難者に付着している放射性物質を除染してから、避難させるための中継所です。

まずは、避難者のみなさんが乗ってきたバス自体も汚染されている可能性があるため車両検査&除染へ。
汚染を感知するゲートを通り、除染エリアへと進みます。
除染の方法は、作業員が濡れたウエスなどでふき取る、もしくは流水で洗い流します。
ウエスは汚染物となり保管が必要、水は汚染水となるため流してしまうことはできず、ドラム缶などに溜めることになります。

続いては、避難してこられた方々の検査と除染。
ゲート式の体表面汚染モニターでチェックし、汚染があった場合は確認エリアに行き、放射線測定器サーベイメーターで確認しながら、汚染された部分をウェットティッシュでふき取ります。
このウェットティッシュも汚染物となり、保管が必要です。
それでも取りきれない場合は、シャワーで洗い流します。
ここで脱いだ衣服も汚染物となり、保管が必要。
シャワーで使った水も汚染水のため、ポンプを使ってドラム缶に溜めます。
万が一の際、いったい何人の人が避難してきてシャワーを浴び、何缶くらいの汚染水が出るのでしょうか・・・。
シャワーで洗い流しても汚染が取りきれない場合、その方は体内が被ばくしている(内部被ばく)ため、救急車で搬送されるそうです。
ここでもいったい何人の人が搬送の対象になるんだろう?と思いました。

関西では原発が再稼働し、もんじゅの燃料取り出しも始まっています。
もちろん何ごとも起きないことを祈っていますが、万が一に備え、地震や豪雨だけでなく、原子力災害にも関心を持ってもらいたいです。

北淡震災記念公園見学

北淡震災記念公園見学 北淡震災記念公園見学 北淡震災記念公園見学
北淡震災記念公園見学 北淡震災記念公園見学 北淡震災記念公園見学
北淡震災記念公園見学 北淡震災記念公園見学
 北淡震災記念公園見学
マイクロバスを借り、行ってきました北淡震災記念公園。
バス車内では「私はなに?」という当てっこゲームを楽しみ、淡路島に渡った時点でちょっと早めのお昼ご飯。
そして、北淡震災記念公園へ。
阪神淡路大震災に関する写真展示や南海トラフ大地震に関する展示に始まり、保存してある野島断層の見学へ。
マグニチュード7.3、震度7の威力はすさまじく、隆起し大きくずれた断層は「こんなに大きくずれるんだ!」「これだけずれたら被害も大きいよな」など、いろんなことを教えてくれます。
参加したママたちはもちろん、子どもたちも展示を覗き込んだり、断層モデルを動かしてみたり、年齢相応に地震の恐ろしさを感じてくれたようです。
中には夏休みの課題としてまとめるというお子さんも。
最後は、地震体験コーナー。
東日本大震災の揺れ3分間のうちの1分間、阪神淡路大震災の40秒の揺れを体験できます。
「突き上げるような揺れのある阪神淡路大震災の方が怖かった」
「あんなに揺れたら、何もできない」
それでも、一度体験しているのと、していないのとは全然違いますよね。

淡路島には美味しいものもあるし、魅力的な観光スポットや温泉もあるし、夏休みの1日、みなさんも北淡震災記念公園とともに楽しんでみてはいかがでしょう。

岡野地区防災訓練

岡野地区防災訓練 岡野地区防災訓練 岡野地区防災訓練
岡野地区防災訓練 岡野地区防災訓練 岡野地区防災訓練
篠山市岡野地区の防災訓練に今年も参加してきました。
仮設した水濠を歩く体験、車いすを使った要配慮者の避難体験、子どもたちは消防車乗車体験など。
そのあとは講演。
市役所市民安全課から20分時間をいただき、職員の方に続いてお話させていただきました。
今回のテーマは「避難と地域の力」
先日の平成30年7月豪雨で、救助された方々の「あっという間に水かさが増した」「気づいた時には雨がひどくて避難できなかった」という声と、篠山市では全市民に避難勧告が出されたにもかかわらず0.5%しか避難しなかったことなどを踏まえ、空振りを恐れず、動けるうちに避難することが命を守る行動となること、そのためには個人の意識向上に加え、地域でのつながり=力が大切であることを伝えさせていただきました。
「避難したけど、何もなかったね。さぁお家へ帰ろう!」

防犯防災総合展

防犯防災総合展 防犯防災総合展 防犯防災総合展
今年もきました、防犯防災総合展。
様々なハード・ソフトが展示される一大イベントです。
今回気になったのは、女性が避難所で暮らす際に必要となる下着。
着替えられないというのは、それだけでストレスになりますよね。
避難所に、赤ちゃん用や介護用の紙おむつは届きますが、女性用の下着は届きにくいという話も聞きます。
写真の下着は、縫い目のないシームレス下着。
一般的な非常時の下着は不織布製で使い捨てのものが多いですが、こちらは普段使いもでき、スポーツインタナーのように全体にフィットするため、多少はサイズにも融通が利きます。
一流メーカーの下着として既に販売されているものを、今回初めて災害支援物資として提案されていました。
しかも、すぐお隣り西脇市が本社の会社です。

糸魚川大火からの復興まちづくり

糸魚川大火からの復興まちづくり
昨夜は『糸魚川市駅北大火からの復興まちづくりについて』というお話し会に参加。
火事はどこでも起きうる身近な災害ですが、「火災で被災した後の話を聞く機会はあまりないのでは?」と思ったのが、参加のきっかけです。
阪神淡路大震災では、神戸の長田も火災に見舞われました。
詳しくは知りませんが、広範囲が被災すると、「区画整理をして新しい街を作る」という復興計画が立てられるのが一般的かなと思ってました。
狭かった道路を拡張したり、曲がりくねった道をまっすぐにしたり、大きな緑地を設けたり・・・そんなイメージ。
でも糸魚川の復興計画は、今まであった街を活かす『修復型のまちづくり』
ライフラインや道路などのインフラの被災が限定的だったこともあり、糸魚川らしい歴史と文化を継承しつつ、住み慣れた街への愛着心も大切にすることで、安心して住み続けられるまちづくりを基本的な考えとしているそうです。
「なるほど!そういうまちづくりもあるのか!」
そんな印象を受けました。
被災後の復興においては、「災害に強いまちづくり」が主目的になるように思っていたんですが、確かに街並みがガラッと変わってしまうと、住みづらく感じてしまう方も出てくるでしょうね。
住民として、お店や会社をやっている事業者として、行政として、それぞれの立場によって、「こういう街にしたい」という思いはそれぞれだと思いますが、いろんな思いを聞いて調整し、愛着の持てる街にしていくことはとても大切ですね。
良い学びになりました。

救命体験

救命体験 救命体験 救命体験
救命体験 救命体験
今日は、ザ・ビッグ篠山の店頭で救命体験。
晴れているものの風が強く、少し肌寒い仲、スタート。
新しく作ったバナースタンドでアピールはバッチリですが、体験してくださった人数は前回とさほど変化なし。
それでも、熱心に30分くらいあれこれ質問もまじえて体験してくれたママさんや、同級生を助けようと参加してくれた子どもさんも。
よくある誤解は今日もありました。
AEDは心臓に電気ショックを与える装置ですが、それで心臓が動き出すことはありません。
テレビドラマの影響なのか、AEDを使えば心臓が動き出すと多くの方が誤解しています。
医師が手術室で使うものとは別物なんです。
AEDで電気ショックを行うか否かは、AEDが判断してくれるんですが、ショックが必要なのは心室細動といって心臓が正しく鼓動せず、プルプル震えている状態。
AEDは日本語で言うと「自動体外式除細動器」、つまり心室細動を除く機械なんです。
心臓の細動が止まった状態で、胸骨圧迫を続けることで、正しい鼓動を取り戻す可能性が高まります。
AEDがあってもなくても、大切なのは胸骨圧迫を続けること。
そのことを多くの方に知っていただき、万が一の際には子どもたちや家族の命を守るためにできることを今後も伝えていきます。

避難訓練コンサート

避難訓練コンサート 避難訓練コンサート 避難訓練コンサート
避難訓練コンサート 避難訓練コンサート 避難訓練コンサート
行ってきました、神戸国際会館ホールでの避難訓練コンサート。
コンサート終盤に緊急地震速報が鳴り、地震が発生した想定での避難訓練。
コンサートホールでの避難訓練自体が珍しい気がしますが、観客数1,500はなかなかの大規模です。
コンサート前と休憩時間にはロビーで防災グッズの展示や販売、ローリングストックを使った試食、新聞スリッパやゴミ袋でカッパを作るワークショップ、煙体験など、災害に備える様々な展示が行われていました。
コンサート終盤、いよいよ訓練開始。
緊急地震速報が鳴り、「ただいま地震が発生しました。」というアナウンスが流れる否やステージ上に係員が現れ、「みなさん、頭を抱え、姿勢を低くしてください!」と指示。
続いて「この建物は地震に強い建物です。現在状況確認を行っています。ケガをされた方、気分の悪い方はいらっしゃいませんか?」と拡声器を使って声を張り上げます。
さらに「火災が発生しました」とアナウンスがあったあと、「まずは車いすをご利用の方、係の指示に従って避難を始めて下さい。」と誘導する声。
しばらくすると「それではみなさん落ち着いて係の指示に従って、避難を始めてください。」という声に従い、全員が階段を下り、館外へ避難しました。

ホールスタッフのための避難訓練だったけど、本当に地震が発生した時に観客は果たして今日と同じように落ち着いて行動できるだろうか。
誰かが扉に向かって走り出すと、われ先にと扉に集中してしまうんじゃないだろうか。
車いすの方、高齢の方、乳児を抱えた方など、配慮が必要とわかっていても、人数が多いと心を配り落ち着いて行動することが難しくなる気がした。
そういうことがわかった点からも、参加して良かったです。

めざせ!防災マスター

めざせ!防災マスター めざせ!防災マスター めざせ!防災マスター
めざせ!防災マスター めざせ!防災マスター めざせ!防災マスター
今日は、丹波市豪雨災害のボランティアで知りあった大学生(当時は高校生)が企画する『いざカエルキャラバン!~めざせ!防災ますたー~』のお手伝いに行ってきました。
とある自治会が主催するイベントの1つとして行われたこの企画、いざカエルキャラバン!を子どもたちが楽しめるように、大学生たちがさらに手を加えたもの。
私たちの担当は、地震に関するクイズを出題し、その答を釣り上げてもらう魚釣りゲーム。
正解は複数あるし、「これはどうかナ・・・?」と思うようなものでも、子どもたちにその理由を尋ねてみると、ちゃんと正解だったりするものもあります。
子どもたち、予想以上に防災知識をしっかり身につけていることがわかりました。
私たちのブース以外も大盛況!
いざカエルキャラバン!のパワーはやっぱりスゴイ。

そしてスゴイと思ったことがもう一つ。
それは、この自治会の防災意識の高さ。
会場となった小学校には、「防災倉庫」と書かれたコンテナが2つ。
そのことを一緒にブースを担当した地元の方に尋ねてみると、阪神淡路大震災のあと、「私たちも備えなきゃ!」と備蓄をしたり、防災士になるための数万円の研修費用を自治会が負担したそうです。
そして、大学生たちの「めざせ!防災マスター」で、子どもたちにも啓発。
こんな自治会、他にもあるんでしょうか!
見習わないといけないですね。

災害時の配慮を考える

災害時の配慮を考える 災害時の配慮を考える
篠山市西紀地区の人権・同和教育研究大会でお話しする機会をいただきました。
社協の方が話す時間の中に枠をいただき、災害時の配慮について30分ほど。
「何をどう伝えようかなぁ~」と考えた結果、最初に話したことはコレ。
「災害に遭った時に配慮するには、みなさんがケガすることなく生きてなきゃならない。まず自分と自宅の備えを行ってください。」
他者への配慮を考える前に、自分が助からないとね。
その後は、以下のようなことを中心にお話ししました。
「ケガしたり、アレルギーになったりすれば、誰もが配慮が必要になる」
「だからこそ、1人1人の困りごとに耳を傾け、配慮することが大切」
「周囲に目を配り、生活に支障のある状態が続いている人を見つけること」
「全ての人に同じ配慮を平等に行うのではなく、結果が公平になるように個々に応じた配慮を行うこと」
「災害に遭って、いきなり配慮することは難しい。日頃からのコミュニティづくりが、いざという時に役立つ」
「防災計画や防災訓練には、女性や障害者にも企画段階から加わってもらう」

人前で話すのは難しいですね。
未だに時間配分がわからず、多めの内容を早口でしゃべり続ける展開でしたが、関心をもって聞いていただけたようでした。

災害時に孤立する人を生み出さないために

災害時に孤立する人を生み出さないために 災害時に孤立する人を生み出さないために
今日はフォーラム「災害時に孤立する人を生み出さないために」に参加。
障害者、子ども、外国人など、災害時に配慮が必要となる人たちを孤立させず、体調を崩すことのないように、平時から誰とどんな取組をすれば良いのか。
今回は、なかなか聞く機会のない外国人への配慮についての分科会に参加しました。
ゲストスピーカーは茨城NPOセンターコモンズの横田さん。
2015年の北関東東北豪雨で鬼怒川が決壊した常総市で外国人の就労就学支援活動に尽力されています。
常総市の人口は約59,000人、その8%近い4,700人もの外国人が暮らしているとこのと。
災害時に限らず、日本語では情報が伝わらないことや「いつかは母国へ帰る」という意識から、必要な手続きをせず、困ってから相談に来るという状況を変えるべく活動されています。
大切なのは、地域コミュニティーづくりの輪に入ってもらうこと。
自治会に加入しなくとも、地域の清掃に参加したり、防災訓練に参加するなど、できることから少しずつ距離を縮めて良好な関係を築くことが、災害時の孤独をなくすことにつながる。

篠山市の人口は約42,000人、その1%にあたる400人ほどの外国人がいると聞いてます。
その多くは3~5年間働いて帰国するみなさん。
ご本人たちも防災意識がそれほど高いとは思えないし、地域コミュニティーの中にとけ込んでるとも言い難い。
防災訓練に参加しているという話もあまり聞かない。
孤立する人を生み出さないため、地域まるごと生き延びるため、考えていかなければならないことだと感じました。
手始めに何から…というのもこれからですが。