Archive for 2018年6月13日

JVOAD第3回全国フォーラム2日目

JVOAD第3回全国フォーラム2日目 JVOAD第3回全国フォーラム2日目 JVOAD第3回全国フォーラム2日目
JVOAD第3回全国フォーラム2日目、最終日。
午前中は全体セッション『支援のコーディネーションがあ地域で機能するには~そして今できること~』
その狙いは、行政・社協(災害VC)・多様な支援者が被災した地域や住民の困りごとの情報と支援の情報を共有することで、解決していない課題や支援のギャップを埋めたり、声なきニーズを拾って解決につなげること。
セッションでは、関東東北豪雨・熊本地震・九州北部豪雨で実際にコーディネートされた方たちから様々な報告。
全体コーディネートを行った議員の方からは、行政との話がしやすかった経験から「全体調整を行う人に議員並みの権限を与えれば、物事がスムーズに進んでいく」と提案がありました。
別の方からは、県内にある災害支援NPOそれぞれが何ができるか、いま動けるか/動けないかの一覧を提供してもらい、それが非常に役に立ったという話。
朝倉市で行われた情報共有会議では、完了したことの情報共有だけでなく、それぞれの立場を理解しながら協働でき、連携することでどうやって課題を解決するかについて、みんなで平等に意見を出し合い、みんなで決めていったことが素晴らしかったこと。
熊本地震で発生した課題2,248件について、いつ発生したか、どういう課題かを分析を行い、これから同じような災害が起きた時に、いつどんな課題が想定されるか。次への備えができる情報としてまとめていることも報告されました。
また、自治体国際化協会からは、災害時に多言語・多文化・宗教への配慮が必要だが、地震などの災害がない地域から外国人への対応来日する人たちはiそもそも防災の知識がないという話と、ホームページには災害時に必要となる情報案内を多言語で提供しているので活用してほしいとの話がありました。
https://goo.gl/rQHZgz
司法書士会からは、被災時に使えるいろいろな法制度の情報が被災者に届かなかったり、逆に大量の資料が届いて理解しづらいという話がありました。
これについては、東京外弁護士会から『被災者支援制度チェックリスト』が提供されているので、活用してもらいたい。
https://goo.gl/VK4N9i

午後は分科会『災害復旧における技術系支援者との連携』に参加。
重機・大工・電気設備・高所作業などの技術系ボランティアとの連携は、技術を活かすことで、被災者の生活再建を後押しする寄り添い活動であること。
それは、被災された方が前を向く勇気を与えることにつながること。
受け入れる自治体や社協側は、本来業務を継続するためにも、技術系ボランティアに限らず、支援団体を受け入れる力を持つことが大切。
逆に技術系ボランティアは活動前に危険予知ミーティングを行う、検電器を使って倒壊した建物に通電のないことをチェックするなど、事故防止・安全衛生を常に意識すること。
そのために、安全衛生リーダー講習会や技術講習会などを開いて平時から学んでいることが報告されました。

今回のフォーラムも学びの多い、そしてつながりの広がるフォーラムとなりました。
フォーラム参加者は540名以上、資料によると兵庫県からの参加はわずか8名。
県内の行政や社協にはもっと参加してもらいたい・・・。

JVOAD第3回全国フォーラム1日目

JVOAD第3回全国フォーラム1日目 JVOAD第3回全国フォーラム1日目 JVOAD第3回全国フォーラム1日目
全国災害ボランティア支援団体ネットワーク『JVOAD』の全国フォーラムに今年も参加。
災害支援団体に所属してるわけではありませんが、ネットワークづくりは大切だし、防災・減災啓発をしている『みんなで減災し隊!』としては、様々な情報収集ができる貴重な機会でもあります。

開会あいさつの後はパネルディスカッション『災害対応と連携の新たな動き』
登壇者は、内閣府、JVOAD、社会福祉協議会、中間支援NPO、物資や資金を支援する企業や団体それぞれの代表者。
災害が起きた時には、国や地方自治体、NPOやNGO、そして企業などが官民一体となって情報を共有し可視化することで、支援の漏れやムラをなくすことが必要で、そのためには平時からのネットワークづくりが大切とのこと。
一方で、主体はあくまで被災した自治体であって、その受援力も求められています。
支援する側もそのことを理解し、支援を押しつけないように気をつけることを心がける。
実際、熊本地震や九州北部豪雨では、地元主体で国・県や様々な団体が発災直後から毎晩情報共有のための会議が行われていたそうですが、それも日頃からのネットワークづくりの賜物ですね、きっと。

次の分科会では『被災者中心の支援とするために』に参加。
大災害が発生すると、海外からの支援も受ける必要が出てきます。
その時、海外の災害支援や人道支援団体の活動ベースは国際標準になっていて、日本国内ではまだまだその導入や理解が進んでいない。
紹介された例は次の話。
真冬の被災地へ防寒具が届く。
それはウサギの着ぐるみ。
「ないよりはまし」と、良かれと思って届いた支援であっても、それを着る被災者の人としての尊厳は守られるか。
単に配るのではなく、「今は申し訳ないけど、これしかない。他の衣類が届いたら配るので、今は命を守ることを優先させてください。」とキチンと説明しながら配布すれば、少しは被災者に寄り添うこともできる。
そういうことが国際基準ではいろいろと決まっているそうです。
読んですぐ理解できるわけではないと思いますが、一度読んでみようと思います。
こちらからダウンロードできるので、みなさんもどうぞ。
人道支援の必須基準CHS
https://jqan.info/documents/chs/
スフィアプロジェクト2011版
https://www.refugee.or.jp/sphere/

「子どものための心理的応急処置」紹介セミナー

「子どものための心理的応急処置」紹介セミナー
NPO法人プラスアーツとセーブ・ザ・チルドレンによる「子どものための心理的応急処置」紹介セミナーに参加してきました。
災害時に子どもたちに声をかける時、どういうことに気をつけ、どのように声をかけるか。
子どもたちを傷つけないように対応するための原則や手法を紹介するセミナー。
「これって、子どもだけでなく、被災地で被災された方と話すときも全く一緒だな!」そう思いながら聞いてました。
講師によると、支援者が被災地に入る場合、事前に心理的応急処置を学ぶのは様々な国際的なガイドラインや組織で推奨され、行われているそうです。

世界保健機関WHOで作っているガイドはこちらです。
https://saigai-kokoro.ncnp.go.jp/pdf/who_pfa_guide.pdf
今回のセミナーで使われたパンフレットは、下記ページでダウンロードできる「パンフレット(A4二つ折り)」です。
ページの下の方では6/30に大阪で開催される1日研修の案内もされています。
http://www.savechildren.or.jp/lp/pfa/

屋根パト

屋根パト 屋根パト 屋根パト
今日は、大田市災害ボランティアセンターで屋根パトに参加。
島根県西部地震からちょうど2ヶ月。
屋根にブルーシートを張ったお宅の訪問活動です。
屋根の状況確認より、2ヶ月たった今の困りごとがないか、元気に過ごせているか等、日常の困りごとも含めて伺い、必要に応じて必要な支援につなげるための訪問活動です。
民生委員、社会福祉士、ケアマネージャー、社協職員、大学生、50人もの高校生、ボランティア、炊き出しの方を含めると総勢200名での活動となりました。
3~4名のグループにわかれ、午前中に訪問活動。
炊き出しをいただいたあとは、3グループが集まり、それぞれが気になったことや感じたこと、ほっこりしたこと等をシェアしました。
そして全体でさらにシェア。

地元の方は遠くから来てくれたボランティアとのつながりをスゴイと感じ、遠くから来たボランティアは高校生50人を含めてものすごくたくさんの地元の方が来たことに感心しました。
やはり最後は地元の方が中心になって、被災された方の困りごとに対応していくことが大切ですから。
参加されたみなさん、お疲れさまでした。

防犯防災総合展

防犯防災総合展 防犯防災総合展 防犯防災総合展
今年もきました、防犯防災総合展。
様々なハード・ソフトが展示される一大イベントです。
今回気になったのは、女性が避難所で暮らす際に必要となる下着。
着替えられないというのは、それだけでストレスになりますよね。
避難所に、赤ちゃん用や介護用の紙おむつは届きますが、女性用の下着は届きにくいという話も聞きます。
写真の下着は、縫い目のないシームレス下着。
一般的な非常時の下着は不織布製で使い捨てのものが多いですが、こちらは普段使いもでき、スポーツインタナーのように全体にフィットするため、多少はサイズにも融通が利きます。
一流メーカーの下着として既に販売されているものを、今回初めて災害支援物資として提案されていました。
しかも、すぐお隣り西脇市が本社の会社です。