Archive for 2016年3月31日

長靴メンテナンス

長靴メンテナンス
災害支援活動で使ってる長靴。
最近は、カビの多い現場で作業することも多かったので、一度キレイに中まで洗おうと思ってました。
そしてようやく晴れ間の広がる今日、ゴシゴシと。
元々の中敷きも、踏み抜き防止用の中敷きも取り出して、ゴシゴシ。
乾いたら、ひび割れてきたところを接着剤で補修。
これでまた快適に使えそうです。
みなさんも一度洗って点検を。
言われなくてもやってるかな。

原発賠償ひょうご訴訟

原発賠償ひょうご訴訟
原発賠償ひょうご訴訟を傍聴してきました。
前回に続いて2回目です。
裁判と聞くと、テレビドラマのシーンを思い浮かべ、原告側・被告側の弁護士がやり合うイメージですが、実際はそんなことはありません。
原告側の弁護団は、法廷入り口で今日主張する内容を書いた資料を傍聴者に事前配布し、裁判の中ではそれに沿って説明をしてくれます。
しかし、被告側(今回の場合は国と東京電力)の弁護団は、裁判所に資料を提出するだけで、裁判中は一切説明してくれません。
開廷~閉廷まで、わずか9分でした。
閉廷後は場所を移して、原告側弁護団による報告集会。
ここで、今日の裁判で原告側がどんな主張を詳しく教えていただきます。
ポイントは2つ。
1つめは、シビアアクシデント対策について。
「大地震や大津波など想定外の自然現象によって原発事故が起きたから、責任はない。」ということではなく、「一度事故が起きればたくさんの被害が出るという視点から万全の対策を採る必要がある。」というもの。
震度がいくつとか、何mの津波だとか、具体的な事象を予測して対策するのではなく、全ての機能が失われるような事象が起きたときのために、どう対策しておくか。
その責任がありますよねとの主張です。
2つめは、みなさんも一度はニュースで耳にしたことがあるでしょうIAIE(国際原子力機関)。
そのIAEAがH27.8.31に公表した「福島第一原子力発電所事故事務局長報告書」に関する指摘。
この報告書、200ページあまりの要約版と1,000ページにもわたる技術報告書があるそうです。
この中には、「福島第1原発事故の原因は、原発は安全だという思い込みが東京電力や日本に広がっていたことが主な要因。」と分析し、規制当局も思い込みに疑問を挟まず、結果として過酷事故の対策が不十分だったと、国と東京電力の責任を厳しく問うものだそうです。
さらには、国や規制当局は巨大津波が福島第一原発を襲う危険を認識していたにもかかわらず、効果的な対策を怠ったとも指摘してあるそうです。
この報告書、国や東京電力の責任を問う証拠として価値があるだけでなく、今後の事故対策のためにも共有されるべきものだそうですが、要約版しか日本語訳されておらず、技術報告書は日本語訳する予定すらないそうです。
「ちゃんと読みましたか?日本語訳したものを持ってるんじゃないの?」なども含めて、指摘しています。

そんな説明を聞いている間に、裁判官と双方の弁護士が進行協議期日という打合せをやっていて、そこから戻ってきた弁護士から、やっと被告側の主張が何だったのかが説明されます。
ほんと、ここでやっとです。
国が避難指示区域の解除条件としている年間被ばく量20ミリシーベルトに関する資料だそうですが、いま手にした資料について、精査することなく説明するわけにもいかず、詳しくは精査してからということに。

裁判って時間かかりますね。
次回は6/8(水)、次々回は7/26(火)、ともに13:30集合・14時開廷です。
傍聴席を埋めることは、それだけ関心の高い裁判だということを印象づけることにもつながるそうです。
お時間のある方は、ぜひ神戸地裁へ。
京都や大阪でも同様に裁判が行われていますので、そちらへもぜひ。
原発賠償関西訴訟(大阪地裁)は6/2(木)・8/4(木)、ともに13:00集合・13:30抽選・14:00開廷。
原発賠償京都訴訟は5/27(金)10:20集合・10:35抽選・11:00開廷、6/29(水)13:20集合・13:35抽選・14:00開廷、8/3(金)10:20集合・10:35抽選・11:00開廷。

家具調仏壇その2

家具調仏壇その2
少し前に作った家具調仏壇。
高さの異なるものを作っています。
設計の段階で「これでいける」と思っていても、実際に形になると「ここは改善の余地があるな」とか新しい加工方法を思いついたり。
振り返ると、「なんであの時思いつかなかったんだろう?」と不思議に感じることさえあります。
だんだん頭が固くなってるんですかね。
今回は、気がついた加工方法も取り入れて作っています。

篠山市民プラザ 交流ひろば

篠山市民プラザ 交流ひろば
篠山市民センターで活動する、市民プラザ登録団体の交流会が開かれました。
市民センターで活動すると言っても、まじめに社会問題に取り組む団体から、趣味のサークルまで多種多様。
今までは、それぞれが単に市民センターの利用者というだけで、ほとんどつながりがなかったんですが、交流会をきっかけに、他団体の尾活動を知ったり、横のつながりを作ろうというのが狙いです。
時間が短かったこともあり、全ての団体の方と交流できたわけではありませんが、それぞれの抱える問題を共有したり、主催の市民プラザへの要望などの声もあがり、「こういうつながりも必要かな」と思える時間でした。
今後は、いくつかのジャンルに絞って、関連のありそうな団体の交流会を開催していくようなので、情報交換や互いの活動支援につながることを期待しています。

この地球を救えと君が言ったから

この地球を救えと君が言ったから この地球を救えと君が言ったから この地球を救えと君が言ったから
この地球を救えと君が言ったから この地球を救えと君が言ったから この地球を救えと君が言ったから
丹波市で活動する劇団「水彩パルチザン」、多可町で活動する劇団「シーブ」の合同公演「この地球を救えと君が言ったから」を観てきました。
地球警備隊の中で一番ゆるく、「ゆとり支部」と揶揄される北播丹波支部。
基地を一般公開する日に宇宙人の侵略を受け、隊員たちが立ち向かうといったストーリー。
何度か公演を観に行ってますが、今回も大いに笑わせてもらいました。
今回は、丹波市で活動する子育てママバンド「ヒアナリ」とも共演し、新たな広がりを感じる作品となっていました。
手作りのセットがまた何ともいい感じ。
終演後にまじまじと見させてもらい、写真も撮ってきました。
兵庫県って、いろんな怪獣に襲われてるんですね(笑)
先週今週と合わせて4公演、出演者のみなさん、スタッフのみなさん、お疲れさまでした。
また楽しい作品を待ってます。

劇団「水彩パルチザン」 http://suisaipartisan.wix.com/suisaipartisan
           https://www.facebook.com/suisaipartisan/
劇団「シーブ」 http://gekidan-seav.jimdo.com/
       https://www.facebook.com/gekidan.seav/
子育てママバンド「ヒアナリ」 https://www.facebook.com/hearnowlisten/

格安SIMに乗り換えました

格安SIMに乗り換えました 格安SIMに乗り換えました
格安SIMに乗り換えました!
とりあえず1日過ぎましたが、特に問題ないです。
auから乗り換える前に確認してみたら、契約期間は16年2ヶ月。
契約した時はまだauの前身、関西セルラーでした。
さらにその前、初めて手にした携帯は写真の“docomo mova N203”
電話をかける以外に機能があったかどうか覚えてませんが、何だか固定電話の子機みたいですね。

災害ボランティアの宿泊支援

災害ボランティアの宿泊支援
神戸新聞1面トップ記事。
が重要であるからこそ、支援しようという動きにつながるんですね。
この流れが全国的に広がりますように。
もっと安ければ、なおいいですけど(^_^;)

180,000km

180,000km
走行距離が180,000kmを超えました。
計算してみると、毎月1,900km走ってる。
もう1台ある妻の車もほとんど私が運転しているので、それを合わせると毎月3,000km走ってる計算。
ってことは、毎日100km走ってるのか・・・。
我ながらよく走ってるな。

串団子ベンチ

串団子ベンチ 座っ展2016
今年のゴールデンウィークも椅子の展示会『座っ展』が開かれます。
丹波在住の木工家による椅子の展示会で、およそ30脚が並び、大半の椅子は実際に座っていただくことができます。
毎年どんな椅子を作ろうかと悩むんですが、せっかくの機会なので、ちょっと変わった椅子、ちょっと楽しい椅子を出品することにしています。
今年は、この串団子ベンチ。
みなさん、見に来て、座って下さい。

座っ展2016
日時 4/29(金)~5/5(木) 9:00~17:00(ただし5/2(月)は休館)
場所 兵庫県立丹波年輪の里 http://nenrin.org/

福島の今

福島の今
福島大学 荒木田岳さんの講演「原発事故から5年、福島の現在」を聴いてきました。
長文になりますが、以下その概要です。

【全体を通して伝えたいこと】
私自身、被ばくはしたくないし、怖い。しかし学生を集めて授業をする身でもある。自己矛盾を抱えつつも、学生に被ばくを強要する立場にはなりたくない。
「被ばくを強要する立場にならない」ということを、みなさんにも考えたり行動する際の視点としてほしい。
福島で今起きている問題は民主主義の問題。「科学的」「客観的」「権威」「正しい」という名の下に押しつけられるのではなく、自分で探し、見て、考えて、判断することが決定的に大切。

【福島の現在】
・不都合なことが次々に起きているにもかかわらず、現実の直視を頑なに拒否している。
・現時点までに、疑いを含め、166人の小児甲状腺ガンが確認されているが、健康健康調査の公式見解は「放射線の影響は考えにくい」というもの。被ばくの影響有無を論じるより、今後未曾有の事態が発生するかもしれないことに備えるべき。
・自らの意思で「例え被ばくしても福島に住み続ける」と言う県民が出てきている。これでは、国や県にこれ幸いと「自分の意思で住んでるんでしょ!」と責任転嫁の術として使われてしまう。
・「調べない」「知らせない」「助けない」ことが、「風評被害」のせいにする内の人、「食べて応援」を号令する外の人をもたらしている。
・県の調査では、およそ1/4が「今からでも避難したい」と回答している。
・土壌汚染を改善するのではなく、5000ベクレルの土壌で、いかに放射能の残らない米を作るかという研究ばかりされている。

【取捨選択される地元の声】
・「福島は復興に向けて一丸となって頑張っている」という目的に合うものだけが、地元の声として選択されている。
・「地元漁協の了承を得て汚染水を海へ排出」とされた地元漁協とは小名浜機船底曳網漁協や旋網漁協のような遠洋漁業の漁協であって漁場が原発から遠い。相馬双葉漁協のような近海漁業の漁協ではない。しかも小名浜漁協が福島県漁連のトップを務めている。
そもそも漁協が了承すれば汚染水を排出して良いのか?という問題はある。
・「地元の理解」「福島の心」「現地住民の感情」などの言葉で、均質な住民が想定されている。福島県民というくくりで意見が1つになるわけでもないにもかかわらず、「オール福島」で復興をアピールしているのが現状。
・震災後に福島に来た人は「地元の人?」、原発事故で(自主)避難した人の声は地元の声?「復興」に都合良ければ「地元の声」。それに反すれば「よそ者だから・・・」と揶揄される。「よそ者は発言してはいけないのでは」という雰囲気を作られてしまう。
・地元の声は特権化される。
「被災地のことは現地に住む人しかわからない」→外からの参入障壁として機能。
「現地の人は決まった考え方をする者だ」→一枚岩であるべき。
例えば、国道6号線を子どもたちに清掃させることに対し、「子どもたちを被ばくさせないで」といったクレームが1,000件ほど来たらしい。それに対して安全である根拠を示さず、「言われなく差別」と主張し、「厳しい現状に立ち向かってがんばる地元」を演出した。→「自分たちでやるんだ」と自己決定した体裁で、住民の被ばくが進むという最悪のシナリオ。

【実際の現地の様子】
・同じ地域に住んでいても、放射線影響に関する感度は個々異なる。浪江町→福島市へ避難、福島市→神奈川県へ避難、神奈川県→沖縄県へ避難、逆に原発事故後に福島県に移り住んだ人もいる。
・避難する人が増えれば、福島県内には放射能を気にしない人の割合が増える。
・多少被ばくしても「福島の人」なら復興に協力して当然という雰囲気。→避難するようでは困る。避難した人は福島の人ではないという意味を含んでいる。
・被ばくを強要されている点では同じだが、そのことへの反応・対応は様々。ただし、政府・マスコミ・学識権威などからコントロールしようとする流れはある。「えらい先生が言ってるんだから、言うことを聞け」といった押しつけ、マスコミの報道など。
・政府の安全キャンペーンの下、それぞれが悩みながら選び取った現在の生活。避難した人も、避難しなかった人も、避難先から戻った人も「自身の選択の正しさ」を認めてもらいたいと考えている。

【問題解決への糸口】
・子ども被災者支援法「支援対象地域における居住、他地域への移動および移動前の地域への帰還についての選択を自らの意思によって行うことができるよう、被災者がそのいずれを選択した場合であっても適切に支援するものでなければならない」
そのためには、正しいデータを提供し続けることが大切。結論を押しつけるのではなく、それぞれが自ら考え、判断し、行動することが大切。支援者はそれぞれの選択を受け入れた上で何が出できるか、この先どうするかを考えてほしい。

【気になった質問】
年配で独り身の男性が「私は3年間福島県から米を買って食べている。それ以外に加工食品も買って食べている。例え病気になったとしても福島のせいだとは思わない。私のように年配の独り身は食べて応援すべきではないか。」と質問された。
荒木田先生からの回答は「食べて応援はしてほしくない。年配の独り身であっても避難した人もいる。持論を他の人に強制しないでほしい。今は例え病気になっても福島のせいだとは思わないかもしれないが、人の考えは変わることもある。入れ墨を入れた人があとになってから消すことだってある。あとから後悔することだってあり得ることを頭に入れてご自身で判断していただきたい。」というものでした。

【その他】
今回の講演は、食品環境セミナーとして開かれたため、以下のホームページも見てもらいたい。
・厚労省諮問機関、食品安全委員会の議事録(2011.3月あたり)
https://www.fsc.go.jp/iinkai/kekka230103.html
暫定安全基準500ベクレルがどうやって決まったかがわかる。科学者が決めた安全基準は信用できない。
・緊急時における食品の放射能測定マニュアル
http://www.mhlw.go.jp/…/2r985200000155…/2r98520000015cfn.pdf
原発事故が発生した場合、どのように計測するかが原発事故前に決められているが、事故後その通りに測られたことは一度もない。
・文科省ホームページの環境放射線データベース
http://search.kankyo-hoshano.go.jp/
過去の残留放射線の数値がわかる。福島県で1ベクレルを超えたのは、1968年のほうれん草がたった1度だけ。(Cs-137)