Archive for 2012年4月30日

障害者の日常での工夫

4/21、講演会での話。
全盲の人同士が例えば駅でどうやって待ち合わせするか?
事前に電話で「何番改札口を出たところで待ち合わせしましょう」と決めていたとしても、改札口を出てどのあたりにいるのかを、どうやって知るのか?
答えは、「改札口を出て右に10歩くらい歩いた邪魔にならないところと決めておいて、先に着いた人が鈴など音のでるものを鳴らし続ける」というものでした。
こういう工夫してるんですね。
話を聞くまで、想像したこともありませんでした。
みなさんはいかがですか?

手伝ってる聴覚障害者バレーボールチームの例も一つ。
一緒に大会遠征した際、ホテルでいくつかの部屋に分かれて宿泊した時のこと。
どこかの部屋がみんな寝坊したら、普通なら部屋のドアをドンドン叩いて起こしますよね?
でも、聴覚障害者にはドアを叩く音が聞こえない。
そこで、寝るときにお互いの部屋の鍵を交換さておくんです。
そうすれば、鍵を開けて中に入れますよね。
これも初めて見た時は「なるほど!」と思いました。

バレー合宿お手伝い

バーベキューで交流会 京都花脊山の家 京都花脊山の家

昨日の夕方から、京都花脊(はなせ)山の家へ。

いつも手伝っている大阪チームではなく、京都チームと神戸チームの合同合宿のお手伝い。

到着したのは夕食前。

バーベキューとその後の交流会をまずは楽しむ。

手話を勉強している成果があったかどうかは別として、場数を踏むことが上達への早道ということで交流会を楽しんできました。

で、今日は一日練習のお手伝い・・・のはずが、結局は一緒にバレーを楽しんじゃった感じ。

自分の練習になりました。

ここ花脊山の家、auの電波が届きません。

山奥にいる間に連絡くださったみなさん、どうもすいませんでした。

近くには民家も結構あって、docomoの電波は来てるのになぁ~

障害者スポーツ

4/21、講演会での話。

『障害者スポーツ』というと、昔は障害者のために考案された特別なスポーツという考え方だった。

でも今は、障害のある人も、障害のない人も一緒に楽しめるスポーツと考えている。

一般のスポーツでも、例えばバレーボールは、体格の小さな小学生や中学生はボールも小さいものを使い、ネットも低い。

体格や体力に合わせて道具を工夫して、楽しんでいる。

また、ゴルフでは技術レベルに合わせてハンディキャップを設定し、ルールを工夫して、みんなが楽しんでいる。

障害者スポーツも同じように、障害に合わせて道具やルールを工夫をした普通のスポーツなんです。

機会があれば、一緒に楽しんで下さい。

ついつい自分中心に考える

4/21、講演会での話。

講師から聴講者への質問。

「ある男がマンションの10階に住んでいる。出かける時はエレベーターで1階まで下りるが、帰宅時は6階でエレベーターを降り、10階まで階段で上って帰宅する。なぜか?」

「背が低い子供、もしくは障害により手を高く上げることができず、7階以上のボタンに手が届かなかった」というのが講師の答え。

今でこそ、横並びにボタンが設置されているエレベーターもありますが、縦並びのボタンしかないエレベーターでは不自由を感じる人がいるんですね。

私もそうだったが、「ある男」と言われると、自分と同じ大人の男性を想像してしまう。

ついつい自分中心に考えてしまい、なかなか他のことを想像しにくい。

例えば、上りしかエスカレーターが設置されておらず、下りは階段を使わざるを得ない所はたくさんある。

私は当たり前のように階段を下りるが、足に障害のある方や高齢者・妊婦さんは下りの方が怖く、エスカレーターを必要としている場合がある。

また、日本の家ではコンセント口が床から20cm程度の高さにあり、腰をかがめて電源コードを差す。

これも床から1mくらいの高さにあれば、腰をかがめる動作が難しい障害者/高齢者・妊婦さんにも使いやすい。

自分が不便を感じていないことには、気が回らないものです。

みなさん、想像力を働かせましょう!

ハートの葉っぱ

ハートの葉っぱ『カツラ』

新緑の季節がやってきました。

そんな中、ハートの葉っぱを見つけて下さい。

このかわいい葉っぱは、街路樹としても植えられているカツラの葉っぱ。

たくさんのハートが風に揺れる様に、心癒されます。

木材としてのカツラは、将棋や囲碁の盤に使われたり、木彫に使われたり。

最近は、数が少なくなってきているので、値段が高くなっていますが・・・。

この写真は丹波年輪の里で撮影しました。お近くの方は、ぜひ。

遠方の方は、街の街路樹を探してみて下さいね。

お客さま宛ニュースレター

お客さま宛ニュースレター「木のある暮らしスローライフつうしん」

年4回、お客さま宛にお届けしているニュースレター『木のある暮らしスローライフつうしん』。

すっかり発行時期だということを忘れていたので、一昨日あたりからバタバタとあわてて製作。

木に関係のあることも、関係ないことも、役に立ちそうな情報から個人的に知って欲しい事柄まで、多岐に渡ってお届けしています。

いつもなら何を書こうかと何日間も頭を悩ませるのですが、なぜか今回はすんなりと内容が決まり、本日作業終了。

4月中にできて良かった。

障害、他人事ではない

4/21、講演会での話。

2009年の統計によると、日本の障害者数は740万人。

7人に1人は障害者という計算。

65才以上の老齢人口の割合は23%、もちろん今も増加傾向。

そして、70才以上の人のうち、10%の人は障害者手帳を持っている。

今は何の障害もない人も、年を重ねることで、目や耳が悪くなるかもしれない。

心筋梗塞などの病で、後遺症が残り、手足が麻痺するかもしれない。

交通事故に遭う可能性もゼロではない。

障害って、実は他人事ではない。

街で見かける白杖をついた視覚障害者、車椅子に乗った障害者、将来の自分の姿かもしれない。

ひょっとしたら、明日にでも障害をもつかもしれない。

そうならないと本当のことはわからないかもしれないが、ちょっと気にするだけでも優しくなれる。

手をさしのべることもできる。

そうありたいですね。

デフジャパンJSL交流会

デフジャパンJSL交流会

今夜は、手話を習っているデフジャパンのJSL(日本手話)交流会。

10人くらいかなぁ~と思って行ってみると、予想を上回る参加者が。

JSL(日本手話)の交流会という企画だったので、コミュニケーション方法は日本手話だけかと思っていたら、日本語・日本手話・英語・アメリカ手話と4つの言語が飛び交い、盛り上がった交流会は、あっという間に2時間たってしまいました。

さて、ここで「ん?」と思った人がいるかも知れません。

「手話って、日本とアメリカで違うの?」と思った人いませんか?

そう、手話って国によって違うんです、それどころか日本手話だって方言もあるんですよ。

「手話って言語?」と思った人いませんか?

日本手話は日本語とは異なる言語体系を持った言語、アメリカ手話は英語とは異なる言語体系を持った言語なんです。

国際的には2006年の障害者権利条約で「手話は言語」と明記されていますが、日本では昨年やっと改正障害者基本法で定められましたばかり。

ご存じでしたか?

障害者雇用促進法

政府広報によると、平成21年度にハローワークで新規に求職した障害者の数は125,888人。

過去10年間で約2倍に増えているそうです。

対して就職した障害者の数は45,257人、就職率は36.0%とのこと。

昨日の講演会で聴いた話。

障害者雇用促進法では、企業は全従業員数の1.8%以上の障害者を雇わなければならないと定められている。

しかし実際は、それを下回る企業も多く、そういう企業からは雇用障害者数が1人下回る毎に月5万円の障害者雇用納付金を徴収するとも定められている。

そして、集められた納付金は、障害者雇用促進のため、作業環境の整備や能力開発のために使われる。

また、障害者スポーツの施設など、福祉の助成金としても使われる。

中には「月5万円を払えば雇わなくてよい」と考える企業がいるかもしれませんが、そこからの納付金が障害者のために使われているという実態もある。

障害者の就職率は上がってほしい、でも助成金も必要・・・。

 

就職率を上げることと、助成することは、本来別々の施策で対応すべきことなのかもしれません。

ちなみに、あのユニクロでは、全従業員数に対する雇用障害者数の割合は、8.8%だそうです。

すばらしい~!!

パラリンピアン応援イベント&ささやま里暮らしステイ反省会

高橋明さん講演会 パラリンピアン トークショー

今夏、ロンドンオリンピックが開催されますね。ということは、ロンドンパラリンピックも開催されます。

午後、パラリンピックに出場するパラリンピアンを応援する講演会&トークショーを聴いてきました。

講演の講師は、聴覚障害者バレーボールチームが全国障害者スポーツ大会に参加する時にお世話になる高橋明氏。

シドニーパラリンピックでは車椅子バスケットボールの日本代表チーム総監督を務めた方で、NHKがパラリンピックの開・閉会式を中継する際は、解説者としてテレビ出演もされている方です。

『失った機能を数えるな! 残された機能を最大限に活かせ!!』

これは、パラリンピック創始者グッドマン博士の言葉。

パラリンピック選手が残された機能を最大限に活かしてプレーする姿は、人々に勇気を与える。

そんな身体能力の高い選手でも、日常生活に不便を感じることが多々ある。

私たちが当たり前と思っていることやモノが、実は障害者の方々には使いにくかったりする。

長くなりそうなので、そのあたりは明日以降、少しずつ紹介してみたい。

ささやま里暮らしステイ反省会

帰宅後は、福島県から一時避難されている方々を先月篠山でノンビリしてもらった企画『ささやま里ぐらしステイ2012』のスタッフ反省会&慰労会。

3泊4日の日程で、スタッフそれぞれが手伝える範囲で手伝ったため、初顔合わせとなった面々もあり、自己紹介をしながらステイ期間中に感じたことや反省点を述べる感じで進みました。

「福島県から一時避難するということについて、ステイを手伝う前は、あまり重くとらえられていなかったが、実際に話をうかがうことで、ことの重大さ・大変さにあらためて気づかされた」ということは、スタッフ誰もが感じたことであり、感想を話す人も、それを聞いている人も涙する場面が何度もあった。

一時避難されている方々がこれからどんな選択をするにせよ、それにはとても長い時間を必要とする。

今回の企画も始まったばかり、10年は続けたいと主催者も言っていた。

1人でも多くの人にこの活動を知ってもらい、参加してもらい、輪を広げて行きたいと思っています。