福祉施設で減災講座

福祉施設で減災講座 福祉施設で減災講座 福祉施設で減災講座
福祉施設で減災の講義をさせていただく機会をいただきました。
仲介してくれた方からは「災害支援に行ってて、現地を知ってるから」というのも仲介理由の1つだったので、篠山で起きそうな災害に合わせて、
実際に支援活動に行き、自分の目で見聞きした被災地の状況を紹介し、そこでどういう活動を行っているのかもお話ししました。
服装も活動する時に着ている長袖・長ズボンに安全靴にしました。
頭に手拭いを巻いて「これにヘルメットを被って活動しています。床下泥出しの場合はカッパも着ます。」とも説明。
さらには、昨年4月に起きた熊本地震の被災地では、2ヶ月後の6月に豪雨災害があり、山あいにある地獄温泉では堂の復旧したつい先週からボランティアが入って土砂撤去の作業をしていること。
今年7月の九州北部豪雨では、孤立していた集落にようやく道ができ、2ヶ月たった先日初めてボランティアが入ったこと。
新聞やテレビではなかなか報道されなかったり、次々と新たに災害が起きることで忘れられてしまう今もお伝えしました。
もちろん、地震や豪雨などの災害が起きる前に、どういう対策ができるか話のメインなので、それを紹介するのも忘れずに。
伝えたいことがありすぎて、自分で想定していた時間をオーバーしてしまったのはちょっと失敗です。

そして今回のメイン、グループワーク。
・施設に潜む危険とその対処。
・施設から避難所までに安全に避難する。
・ライフラインの止まった施設で3日間過ごすために必要なもの・こと。
・スタッフ間、あるいは利用者や保護者との連絡方法をどうするか。
・災害時にどうやって情報を得るか。
こんなことをグループに分かれて考えてもらい、発表してもらうことで共有してもらいました。

最後は保存食を試食してもらうと共に、LLPユニバーサルデザイン企画さんから「啓発に使ってほしい」といただいた『お手伝いバンダナ』をみなさんにお渡ししました。
このバンダナは、避難所などで特別な配慮が必要であることを伝えたり、逆に「こんな支援ができますよ」と伝えることができるとても便利なグッズです。
みなさん「それはいい!」と喜んで下さいました。

家庭での減災対策を考えることも難しいけど、福祉施設となるとさらに難しい。
スタッフそれぞれにも家族がいて安否が気になる中、目の前にいる利用者の安全を確保しなければならない。
障害によっては、急な予定変更を理解してもらうことが難しかったり、移動が難しかったり、薬や特別な食事を必要とするケースもあります。
すぐに解決策が見つかることばかりじゃないけど、どんなことを考えなきゃならないか、そのきっかけづくりにはなったと思います。
講義の準備を進める中でも、実際に講義する中でも、自分の勉強にもなりました。
貴重な機会をいただき、ありがとうございました。

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