熊本学園大学、激動の45日

熊本学園大学、激動の45日 熊本学園大学、激動の45日
熊本地震の際、高齢者も障害者も分け隔てなく受け入れて避難所運営した熊本学園大学の活動展示と、運営にあたった教職員の講演があったので、大阪に行ってきました。

東日本大震災で、障害者の行き場がなかったことがわかってたのに、熊本地震でも、ほとんどの避難所は障害者の受け入れしてなかったそうです。
二次避難所てある福祉避難所もほとんど機能せず。
そんな中、指定避難所ではない熊本学園大学がどんなふうに運営してきたかの話は、ある意味目から鱗でした。
ルールは作らない、名簿も作らない。
『管理はせず、配慮する!』
出入りも自由、ペットの規制もなし、飲酒規制もなし。
厳密な役割分担をせず、その時いる者で対応する。
発災時、熊本市の避難所運営マニュアルは90ページもあり、約30ページは様々な様式。
それを守って運営するなんて、とてもできない。
ルールを守るためのエネルギーと時間を目の前のやるべき作業に使うことが大切。
これ「熊本学園大学モデル」って言われてるそうです。
「障害者だから、要援護者だから、福祉避難所に」ではなく、平時には同じように同じ町で暮らしていたのだから、一般の避難所で一緒に過ごせるように配慮する。
言われてみれば、その通り。
講演された方に伺ったところ、45日という短期間だったから、こういう方法で避難所運営ができたが、長期化するケースではもっと個々のプライベート空間を作っていく必要があると思うとのことでした。
いずれにしても、普段から障害者や要援護者と見えるつきあいができていれば、よりスムーズなんだろうなと感じました。私は、避難所で暮らしたこともなければ、避難所運営に携わったこともありません。
運営に携わっている方、携わったことのある方からすれば、「熊本学園大学のようには上手くいかない」というご意見もあるのかもしれません。
ただ、「避難したい」と思った方が、避難所に受け入れられず、余震続く中で自宅に戻らざるを得なかったり、車中泊を洗濯せざるを得ないというのは、何か違うと感じました。
『管理はせず、配慮する!』
大切なことだと思います。大阪人権博物館(リバティおおさか)での展示は8/26(土)まで。
10/3(火)~11/19(日)は、奈良の水平社博物館で展示されます。
そして10/21(土)には、今日と同じく避難所運営されてきた教職員の方から展示解説とレクチャーが行われる予定です。
興味のある方はぜひ。

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